アムラのアーユルヴェーダ効果と使い方を解説！

アムラとは、アーユルヴェーダの三大果実の中のひとつで、インドではアーユルヴェーダ関連製品の1/3を占めています。

ビタミン、ポリフェノール、ペクチンが豊富でヒンドゥー教では健康のシンボルとして「若返りの果実」と呼ばれているそうです。

この記事ではアムラとアーユルヴェーダの健康効果についてご紹介します。特に美肌やアンチエイジングに興味のある方はぜひ読んでみてくださいね。

アムラはアーユルヴェーダの三大果実

アーユルヴェーダでは、ハリタキー・ビビターと並んで三大果実とされているアムラです。最近では日本でもメディアでも注目されつつあります。まずはどんな果実なのか紹介していきます。

アムラは神聖な果実

アムラはインドや東南アジアに分布する3〜4cmくらいの丸い果実です。収穫時は透明感のある黄緑色で乾燥すると黒色になります。

インドでは各家庭で漬物にされたり、チャツネというスパイスに使われたり、チャワンプラシュというジャムに使われたりしています。

古くから「毎日一粒食べれば病気にならない」ともいわれており、日本の梅干しのような存在で形もそっくりです。インドでは今でも健康に良い神聖な果実として広く親しまれています。

アムラは次世代スーパーフルーツ

圧倒的に栄養価が高いといわれている次世代スーパーフルーツをご存じですか？次世代スーパーフルーツとは老化防止や健康効果があるといわれてるフルーツのことで、日本でもアサイーが有名です。

しかし近年栄養価の高さからアムラは次期ポストアサイーともいわれています。インドでは美容と健康に欠かせない果実として重宝されています。

アムラとはヒンドゥー語で看護師

アムラはヒンドゥー語で看護師(母のように治療できる人)という意味があります。インドの予防医学であるアーユルヴェーダにおいて、古くから果実だけではなくアムラの木すべてが薬として利用されています。

アーユルヴェーダの中でもアムラは特別な存在であり、生命エネルギー(ドーシャ)のバランスを保つために最も優れたハーブの1つです。

アムラのアーユルヴェーダ効果は？

アムラはインドで古くから食べられている伝統的な果実です。インドの伝統医療であるアーユルヴェーダでもアムラには体内の活性化に役立つ様々な健康効果があるとされています。

老化防止

アムラの果実にはポリフェノールが豊富に含まれているため老化防止に効果があります。ポリフェノールはコラーゲンの生成を促し肌のハリや弾力の改善が期待できます。古くからアムラが「若返りの果実」と呼ばれている所以です。

美白効果

アムラに含まれるポリフェノール群エラジタンニンが美白効果を生み出すと言われています。エラジタンニンは体内に取り込まれてエラグ酸になり、メラニンの過剰生成を抑えてくれます。エラグ酸は化粧品でも使われることが多い成分なのでご存知の方も多いかもしれませんね。またアムラには美白に良いとされるビタミンCも豊富です。