CBDオイルってやばい?欧米で人気となっているその効果とは?

欧米で人気となっているCBDオイル。日本ではまだあまり馴染みがなく、「CBDオイル」という言葉も聞いたことがことがない方もいるかもしれません。

ですがCBDオイルは、2022年の食のトレンド予測でスーパーフードランキング3位になっています。今後、日本でも大ブームになりそうな予感がしますね!

実際、少しずつ雑誌やメディアで話題となっているようです。
これからさらに、見たり聞いたりする機会が増えるかも知れませんね!

CBDの主な成分は麻の茎や種子から抽出されたカンナビジオールと呼ばれるものです。私たちの体にさまざまな効果をもたらすことで注目されています。

今回は、このCBDオイルの効果とその安全性について詳しくご紹介します。

CBDオイルの効果とは?心と体をコントロール!?

CBDオイル やばい

CBDオイルは医療の分野でも注目され、さまざまな効果が期待されています。

実はこのCBD、主な成分はカンナビジオールですが、元々私たちの体内にも存在している成分も含まれていることをご存知でしたか?
エンドカンナビノイド(ECS)という体を調節する機能を高めたり、痛みを伝える神経を保護したりなど、体内の機能をコントロールしている成分です。

体内のエンドカンナビノイドが減ってくると、心身のバランスが崩れ、さまざまなところに不調が出てきます。

そのため、CBDを補給することにより、細胞同士の活動を安定させ、体調や疾患などを改善する効果があると言われています。

主な効果として、皮膚の炎症の沈静化・痙攣の緩和・不眠症・不安の緩和について詳しく解説します。

皮膚の炎症の抑制

ニキビができるとなんだか憂鬱ですよね。顔を上げるのも嫌になり、気分も落ち込んできます。

CBDオイルはニキビや湿疹、あせもなど皮膚の炎症を抑制することができるので、これらの炎症を軽減することで、美容にも効果があることがわかってきました。

CBDオイルの入ったローションやクリームなどをお肌に塗ることで、トラブルのないピカピカのお肌を手に入れられるかもしれませんね。

痙攣の緩和

「てんかん」は脳の一部の神経細胞がエラーを起こし、痙攣などの症状が繰り返し起こる病気です。

近年、CBDがこの神経細胞の働きを調整し、異常が起こるのを抑制する働きがある、との研究報告がなされました。この報告により「てんかん」などの発作が抑制されるのではないか、とされています。

参考元:分担研究報告書より

不眠症・不安の緩和

CBDは、身体をリラックスさせるため、ストレス緩和にも効果的です。ストレスがたまってくると、不眠や不安障害になったり、精神に不調をもたらしうつ病などの心の病になったりしますよね。

2012年ドイツで発表された論文によると「CBDはアナンダミドの分解を抑制する」「アナンダミドのシグナル伝達効果を促進する」とあります。

アナンダミドは脳や神経系に作用するもので「幸福の分子」と呼ばれています。これらの働きにより、脳や神経の働きを活性化させ、心に活力をもたらしてくれるのでしょう。

CBDオイルはやばい?違法ではない?

CBDオイル やばい

CBDオイルが法律に違反しているのでは?という声を聞くことがあります。

CBDオイルとは、大麻草に含まれている天然の成分の一つです。
大麻と聞くと、麻薬では?と心配になりますよね。

アメリカの連邦法では、大麻草について次のように区分けされています。

CBD成分含有量THC成分
産業用ヘンプ(麻)20%以上0.3%以下
マリファナ10%以上20%以上

同じ「大麻」と言っても、CBDはまったくの別物です。

CBD(カンナビジオール)は茎や種子から抽出された成分で、脳に働きかけ沈静化作用があります。

麻薬はTHC(テトラヒドロカンナビジオール)と言われるものです。
主に花や葉などから抽出された成分で、精神に働きかけ中毒性があります。
日本ではTHCは大麻取締法で使用禁止となっています。

また医療用大麻もTHCが含まれているため、日本では使用することができません。

CBDオイルは本当に安全?依存性や副作用はない?

CBDオイル やばい

CBDオイルが日本では合法であることがわかりましたね。

でもやっぱり、不安に思いますよね?
あの大麻草から作られているなんて、本当に安全なの?と。

このように不安に思ってしまう気持ちもわかります。

なので今から、CBDオイルが本当に安全なのか?麻薬のように依存性や副作用はないのか?詳しく解説していきますね。

CBDオイルに依存性はない

大麻草からは、CBDと同じく天然成分のTHCと呼ばれる精神作用をもつ成分が抽出されます。

このTHCには濃度が高くなると、マリファナ吸引などでハイになるなど、人体に影響が出てくる作用がありますがCBDには、このような精神活性作用や中毒性はありません。

依存性のあるのは、同じ大麻草から抽出される前述のTHCの成分のみです。CBDやCBDオイルには、精神を興奮させる作用はありません。

むしろ気分を落ち着かせて良質の睡眠を得られたり、精神が安定するなど、よい効果ばかりです。また、日中に使用すると反対にスッキリ目が覚めたり、集中力が高まったりすることがあるようです。

CBDオイルに重篤な副作用はない

また、CBDには、重篤な副作用はないことがわかっていますが、まったくないわけではありません。現段階で報告されている副作用の主な症状は、下痢や口渇、食欲の減退、強い眠気などです。摂取量を増やした場合、めまいや吐き気が起こることもあるようです。

しかし、容量を守って摂取し、深刻に健康状態に影響が出たという症例はありません。

実は、2017年11月にWHO(世界保健機構)がCBDの安全性を認めています。

WHOのお墨付きなので、その安全性は問題なさそうですね。