美容と健康のためのココナッツオイルの使い方6つをご紹介
体に嬉しいさまざまな効果があるココナッツオイルですが、その使い方にはどんなものがあるのでしょうか?
私たちに美容と健康をもたらしてくれると注目されているココナッツオイルを、上手に取り入れたいですよね。
そこで今回は、ココナッツオイルの代表的な使い方を6つご紹介します。
ココナッツオイルを正しく使って、健康な体と美しい肌を手に入れましょう。
ココナッツオイルの使い方6つをご紹介
早速ですが、ココナッツオイルの使い方6つをご紹介します。
【ココナッツオイルの使い方その1】料理の香り付けに
ココナッツオイルは、いつものレシピに使っている油の代わりに使うことができます。
バターの代わりとしてパンやお菓子に使ったり、サラダ油の代わりとして料理に使ったりできますよ。
また、オリーブオイルの代わりにサラダのドレッシングとしても使用できます。
ココナッツオイルは冷たいものにいれると固体になるので、ココナッツオイル特有のシャリシャリとした食感になるのも楽しいですよ。
ココナッツオイルに豊富に含まれる中鎖脂肪酸には脂肪燃焼効果や便秘の解消効果があるので、ダイエット効果も期待できます。
【ココナッツオイルの使い方その2】飲み物に
ココナッツオイルは飲み物に入れて摂ることもできます。
・ココナッツオイルコーヒー
コーヒーと小さじ1杯のココナッツオイルを入れてブレンダーで混ぜると、乳化して美味しいトロトロのココナッツオイルコーヒーができます。
・ココナッツ風味の豆乳ラテ
温めた豆乳にココナッツオイルを加えます。
お好みで、はちみつやブラウンシュガーを入れても美味しいです。
・ココナッツオイルと野菜のスムージー
小松菜や人参などを使った冷たいスムージーにココナッツオイルを足すと、独特の風味と食感に。
ミキサーにかけるときにココナッツオイルを固体のまま入れてしまうと刃に油がつくので、溶かしてからトッピングするようにしましょう。
飲み物なら簡単にココナッツオイルを摂ることができるので、毎日の習慣にしてしまうのもよいですね。
【ココナッツオイルの使い方その3】お肌の潤いに
ココナッツオイルは美容オイルとしても優秀です。
使用方法は以下の3つ。
・保湿剤
・クレンジング
・日焼け止め
ココナッツオイルは、肌の水分量を改善できるとも言われています。
ココナッツオイルは洗顔後にお肌に塗ってもベタつかず、肌に馴染みやすいのでとても使いやすいですよ。
寒い時期は白く固まりますが、肌に乗せると体温で自然に溶け出してきます。
顔だけではなく、足や腕、爪先などの乾燥予防に塗るのもよいですね。
マッサージクリームとして使用すると肌がしっとりサラサラになりますよ。
また、ビタミンEを豊富に含んでいるため、女性に嬉しい紫外線防止効果も期待できます。
【ココナッツオイルの使い方その4】髪のケアに
ココナッツオイルを洗髪後の髪につけると、傷んだ髪を修復しコシのある強い髪に改善してくれます。
カラーなどでパサパサになってしまった時にも、ココナッツオイルはおすすめです。
使い方は以下のとおり。
1.ココナッツオイルを髪に馴染ませ、頭皮をマッサージ
2.タオルを巻き、そのまま20分程度パック
3.オイルを流す
週一程度の頻度でココナッツオイルパックをすると、血行がよくなり新陳代謝が活発になります。
定期的に続けていくことで髪が元気になり、しっとりまとまりやすい髪になりますよ。
毎日のお手入れも楽ちんになりますね。
【ココナッツオイルの使い方その5】皮膚の炎症に
発疹や皮膚の炎症などのトラブルにココナッツオイルを皮膚に直接塗ると、症状を軽減させる効果があります。
これは中鎖脂肪酸の一種であるラウリン酸が、細菌・ウィルス・真菌などに働きかけてくれるためです。
マウスを使ったある研究では、カンジダ菌が減少するという結果が報告されています。
(参考文献:第60回 日本医真菌学会抄録号)
ココナッツオイルを皮膚に塗ると菌の増殖が抑制され、皮膚の炎症を早く軽減させることが期待できますね。
【ココナッツオイルの使い方その6】口臭抑制や歯周病予防に
ラウリン酸の殺菌効果は、口腔内にも効果的です。
ココナッツオイルで口をゆすぐと、口の中の乾燥を防ぎ細菌を減らすことができるため、口臭を抑制できます。
また、口腔内の菌が減ることから歯周病にも効果が期待できますよ。
ココナッツオイルは冷えると固まる性質があるので、ゆすいだ後のオイルを洗面台に出すと排水管が詰まってしまう原因となりますので注意してください。
袋に出すなど、排水管には直接流さないようにしましょう。
ココナッツオイルを使う際の注意点
さまざまな効能のあるココナッツオイルですが、使い方に注意するべき点もあります。
順に見ていきましょう。
ココナッツオイルは冷暗所保存
ココナッツオイルは酸化しにくいと言われています。
しかし、品質を保つためにも冷暗所で保存することをおすすめします。
また、食用であれば2年以内に使い切るのがよいでしょう。
高温で溶けてしまったココナッツオイルが再度固まっても品質に問題はありません。
ココナッツオイルの精製法により使い方を変える
ココナッツオイルは2つの種類があります。
製法により栄養成分や使い方が違います。
それぞれの特徴を知って使い分けるとよいでしょう。
・バージンココナッツオイル
・精製ココナッツオイル
バージンココナッツオイル
加熱処理をせず栄養成分やココナッツの香りをそのまま残したものをバージンココナッツオイルといいます。
料理やお菓子作りで栄養をしっかり取りたい場合、独特の香りを楽しみたい場合に向いています。
精製ココナッツオイル
精製ココナッツオイルは加熱処理をして不純物や香りを除去したものです。
栄養成分は減ってしまいますが、味や香りにクセがないので和食などにも使用しやすくなります。
ココナッツオイルを食用にする場合は大さじ2杯程度まで
ココナッツオイルには脂肪燃焼効果がありますが、そもそも油なのでカロリー自体は普通の油と同じほどあります。
たくさん食べると痩せるわけではないので、他の油の代用としての使い方がベストです。
1日にスプーン1〜2杯までが適量と言われています。
また、ココナッツオイルに慣れていないと、腹痛や下痢を起こしてしまうこともあるようです。
最初は少しづつ試していくことをおすすめします。
ココナッツオイルの使い方はたくさん!いろいろ試してみよう!
食べることに注目されがちなココナッツオイルですが、実は美容にもさまざまな効果があります。
料理に使ったり、飲み物に入れたり、お肌や髪に塗ったり、使い方もさまざまです。
食用として使用する場合は、初心者はお腹を壊すこともあるので慎重に。
体の中と外からココナッツオイルを摂取して、美容と健康を手に入れましょう。
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