年齢によっては使用できない!?CBDオイルの安全性問題

CBDオイルの使用には年齢制限があるのでしょうか？

ストレス軽減などのリラックス効果で、日本でも話題になっているCBD（カンナビジオール）オイル。
お馴染みの抗酸化作用や痛み、不眠症などへの効果に加え、がんやてんかんなどへも効果があると報告され注目を浴びています。

そのようなCBDオイルですが、子どもが使用した場合の安全性については気になるところですよね。

今回は、CBDオイルの使用に年齢制限はあるのか、子どもでも安全な使用方法があるのか詳しく調べてみました。

CBDオイルの摂取に年齢制限はない

CBDオイルは食用とされ安全性に問題はないとされています。原料が大麻だということから、その違法性や中毒性について心配もあるかと思います。

しかし、大麻で違法とされているのは花穂や葉から抽出され、幻覚作用などで有名なTHC（テトラヒドロカンナビノール）のみです。麻の茎や種子から抽出されているCBDに向精神作用は全くありません。そのため、CBDオイルの摂取に年齢制限は特にありません。

CBDオイルの摂取に注意が必要な人

CBDオイルの摂取後に「気分が悪くなった」「喉の奥に違和感が生じる」など、稀に頭痛や吐き気などを訴える人もいます。CBDオイルの摂取に注意が必要な人はどのような人なのでしょうか？

18歳以下の人

CBDオイルは人体に悪影響はなく安全で年齢制限もないとされていますが、 18歳以下の人が摂取することは一般的にあまりおすすめされていません。というのも、18歳以下の人が食品としてCBDを摂取したケースについてはあまり詳しく研究されておらず、安全性に対する確証がないからです。

また、メーカーによっても18歳以下の使用を推奨していないことがあります。現段階では脳や神経に作用する可能性がないとも断言できず、成長過程である18歳以下の摂取が安全であると保証できていません。これはメーカーによって見解が異なるものなので、18歳以下の人が使用する際には事前に注意事項をしっかりと確認しましょう。

妊婦

妊娠中や授乳中の人の摂取もあまりおすすめできません。母体や胎児への影響がないとの確証はないため、よっぽどの事情がない限りは服用を避けた方が無難です。薬との飲み合わせもあるため、どうしても服用したい人は医師に相談した方が良いでしょう。

効果的なCBDオイルの利用方法

CBDは、オイルで取り入れる方法が最も一般的です。CBDオイルの摂取は、最初は少量のオイル（1〜2滴）から始めましょう。効果を感じられなければ次の日は増やし、きついと感じるなら次の日少なくし、自分がちょうど良いと感じる量を見つけてみてください。

そして朝昼晩の3回、昼晩の2回などに分けて摂取します。不眠改善などの効果を得たい場合は、就寝2時間前に1回または就寝2時間前と食前の2回に分けて摂取します。また、車などの運転や機械の操作前の摂取は控えた方が良いでしょう。

CBDリキッドは利用制限がある

CBDオイルとは別にCBDリキッドというCBDがあります。CBD自体には年齢制限はありませんが、CBDリキッドには年齢制限が設けられることもあります。

CBDリキッドは電子タバコを使って吸入するのに利用されますが、CBDリキッドに有害な成分は含まれていません。
どのような場合にCBDリキッドの利用制限があるのか解説していきます。

未成年の電子タバコの利用は誤解されやすい

電子タバコは未成年が使用することは法律では問題ないとされています。しかし実際のところ、法律に触れなくても電子タバコを使用してCBDを摂取し蒸気が発生していると、周囲からは未成年がタバコを吸っているように見えます。社会的な制裁や補導の対象になってしまう可能性もあるので、使用する場合はTPOをわきまえましょう。